10期生ポーランド海外研修6日目
- SHU YANG
- 2023年1月6日
- 読了時間: 4分
あけましておめでとうございます〜
やっと2023年になりました。
10期のしゅうです。
以前10期生の自己紹介文の時に私は交換留学しましたので、こちらで先に自己紹介させていただきます。中国杭州出身で、高校を卒業してから来日しました。早稲田に入り、ワクワクして新しい生活が始まりました。幼稚園から習ってきたバイオリンで早稲田フィルハーモニ管絃楽団に所属しています。もうすぐ卒業しますので、3月に開催予定する卒演にコンサートミストレスになります(ずっと夢でした)。サークル以外、アルバイトもしました。難しい敬語を少し少し習って、日本の職場文化も知りました。自分のコンフォートゾーンを出るのは大事だと思っています。お休みの日に、カメラを持って旅行するのは1番の活動です。数えられない自然豊かな観光地のおかげで、今まで制県レベル83になっています。冬は、旅行せずスノボ行っています。(実は、この文章を書いている私は越後湯沢行きの新幹線にいます!笑笑)春と秋は登山、夏はサーフィンとダイビング、冬はスノボ、アウトドアスポーツが大好きな私はお金が永遠に足りないです。
新年がはじまり、私も新しい目標を立てました。まだ早稲田にいますので、もし読んでいるあなたにお会いにすることができたら嬉しいです。

そろそろ海外研修をお話しましょう。
11.2 ワルシャワ
体調不良のゼミ生が何名かいて、午前中にMHC Mobilityを訪問する予定でしたが、お断りさせていただきました。訪問できず残念なことになってしまいましたが、11月4日にMHC Mobility社の鈴木康浩様とホテルでお会いすることができました。
そして、午後に鹿島建設のワルシャワ拠点事務所を訪問しました。竹中工務店と同様、会社の歴史から事業戦略、ヨーロッパ経済、コロナ禍やウクライナ戦争による影響、働き方や環境に対する取り組みなどを社員の皆様から説明いただき、よりポーランド経済に関する理解が深まりました。事務所はワルシャワ中心部にあって、ホテルから歩いて10分ほどのところにあります。
① 事業について
鹿島建設ポーランドは、鹿島ヨーロッパの英国、フランス拠点が建設事業を中心とするのに対して、主に開発事業です。鹿島建設の海外進出は前世紀から始まりました。台湾から始まり、東南アジアなどに進出しました。ここで注意したのは、鹿島ポーランドは竹中工務店と違い、とても「ローカル」に特化した会社です。最初にポーランドに進出した時、現地の市場が信頼してくれないことで難しい時期がありました。ところが、鹿島ポーランドはローコスト、繰り返し建設すること、パートナー重視や超短工期などの優位性によってローカル化できたと言われています。ローカルに特化した結果、日系案件はわずか4.7%しか占めていません。そこで働いている海外駐在員もポーランド拠点に長年滞在しています。外部の環境が変わりつつある中、鹿島建設も事業の多角化を進めています。開発を中心に、地理的と機能的に拡大し、PFI Project(学校、病院、図書館などの開発)、賃貸住宅、学生寮、再生可能エネルギー施設の開発もしています。そこで初めてマーケティング授業で学んだ事業多角化の重要性を実際に感じられました。
② HR部門社員により会社文化について
ほぼヨーロッパの企業はそうであるが、鹿島ポーランドはワークライフバランスが良く、女性でも働きやすい環境を備えています。ウクライナ戦争により、労働力がポーランドへ移動することがあります。鹿島ポーランドでも1人のウクライナ人が働いています。そのほか、鹿島ポーランドは環境配慮に力を注いでいて、いくつかの賞をとったこともあります。

また、夜には親睦会として夕食の席に招いていただき、日本人社員の方々と交流を深めました。特に社員たちは管理層であり、まだ学生である私達はそういった人々とのコミュニケーションはほぼありません。ここでは、ポーランドと日本の関係や社会人としての人生経験など、普段聞けないような貴重なお話を伺えました。夕食後、社員の方々と一緒に話しながらホテルに戻りました。実は、夕食の時に、幅広い食卓で私たちは自分の隣や真正面の人としか話せなかったため、ホテルまでの帰り道にたくさんの社員の方々と話して、ヨーロッパで働く感想や、今まで考えたことがない人生の可能性を知りました。

6日目の総括として印象に残ったことは、ローカル化した鹿島ポーランドで働いている日本人海外駐在員も現地の文化に溶け込んで、カラフルな生活を送っていることです。彼らは、ヨーロッパで働くことで、日本の未来や日本人の考え方を改めて考えています。私達は海外に行って違う世界を体験することをすすめられました。

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