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12期フィンランド研修②

  • 執筆者の写真: 横田 ゼミ
    横田 ゼミ
  • 2024年10月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年10月24日


こんにちは!12期のかおりです。


今回はフィンランド・エストニア研修3日目の様子についてお届けしたいと思います。3日目はフィンランド大手物流会社Kesco様、在フィンランド日本国大使公邸に訪問させていただきました。


まずはメトロに乗ってKescoの新しくできたオフィスに移動🚋メトロ乗り場へと続くエスカレーターはスピードが速く、アトラクションに乗っているようでゼミ生も楽しんでいました。

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Kescoのオフィスは日本のオフィスと比べて解放感があり、社員の方々が自由に働ける空間が整っていたため、働くモチベーションが上がりそうでした!

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オフィスでは事業内容やSグループと違ったKグループの強みについて説明していただきました。フィンランドには「Sグループ」と「Kグループ」というフィンランド系と「LIDL」というドイツ系の大型スーパーマーケットがあり、今回の滞在中私たちも大変お世話になりました! KグループにはK-Citymarket、K-supermarket、K-marketという3段階の規模の店舗があり、ベースのプラットフォームや商品はグループ内で統一されています。しかし地域の特色やニーズに応じた+αのサービスや商品は各店舗の裁量に任せており、その点がSグループとは異なるKグループならでは強みであるというお話が印象に残りました。



その後、micro-fulfillment centerを見学させていただきました。この施設にはECサイト経由で注文の入った商品の倉庫や配送設備が完備されています。ロボットの力を借りつつ、効率よく作業を行うための設備が整っており、都市部の物流を支える重要な拠点であることを体感することができました。

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またKesco訪問後はmicro-fulfillment center併設の実店舗の散策も行いました。日本とは異なるカラフルなお寿司にゼミ生は釘付けに🍣

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午後は在フィンランド日本国大使公邸を訪問させていただきました。岡田隆大使直々にフィンランドの歴史や、前任地であるアフガニスタンでのご経験についてお話いただきました。その中でも特に印象に残ったのが、なぜフィンランドが幸福度ランキング世界1位の国であるのかという点です。フィンランドはロシアと約1,340㎞に及ぶ国境を有し、常にスウェーデンやソ連など他国からの脅威に晒され続けてきました。そんな国だからこそ、手厚い社会保障や男女問わず機会を平等にすることで国民の暮らしを向上させ、国全体の一体感を高めることで他国に対抗できるような国家を作り上げる必要があるのだと知りました。また幸福な国であるフィンランドの国防意識の高さにも驚きました。大型商業施設や地下駐車場にはシェルター機能が備わっており、国民も有事の際に備えて非常食を用意しているなど、今まで私が持っていたフィンランドに対するイメージとは全く異なる実態を知ることができ、とても有意義な時間となりました。

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余談ですが、大使公邸からの帰り道にはじめてトラムを利用しました!日本の路面電車のように道路上にひかれた線路を走っているのですが、ヘルシンキに来た時から乗ってみたかったので、念願のトラムに乗れて大満足でした◎

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企業訪問に大使公邸訪問と盛りだくさんの3日目でしたが、4日目のヘルシンキ大学、Iittala & Arabia Design Center見学の様子は次のブログでお伝えできればと思います!


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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