カンボジア研修 プノンペン前編
- 3 日前
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プノンペン前半では、トゥクトゥクを乗り回して市内の生活を体験しながら、近世以降の歴史も学びます。生活の中でも、連日のスコールで道路が冠水していたシェムリアップとは違う、プノンペンの整備されたインフラに地域格差を実感しました。
研究に追われて忙しくはあるものの、思い出いっぱいの濃い三日間です!
【0925】4日目(里紗)
我ながらナイスチョイスなプノンペンのホテルに満足しながら、朝を迎えました ;) 1人2000円台で50㎡の2人部屋に泊まれるの、びっくりすぎません…⁉
今日から首都での行動開始!ということで、まずこの日はプノンペンにある博物館や歴史的建造物がある場所を訪れ、プノンペンの歴史的背景や宗教、建築について学びました。
慣れた手つきでGrabを呼び、まず向かったのは国立博物館。褐色の近代的な建物の外観がとても美しく、まるで沖縄にいるかのような気分にすらなりました。博物館にはアンコール遺跡から発見された彫刻を中心に、6世紀から15世紀までの彫刻、漆器、青銅器、陶磁器、木彫りなどが収集・展示されていました。


シェムリアップにあった石でできた荘厳な遺産とは異なる煌びやかな装飾品や建造物を見ながら、カンボジアの歴史について学ぶ貴重な機会になりました。
【0926】5日目(みな)
NPOくっくま孤児院訪問!
この日はプノンペン郊外にあるNPO法人のくっくま孤児院を訪れました。ゼミ生全員が孤児院を訪れることが初めてで、地元の子供たちと交流する貴重な経験になりました。
バスが小道に入った途端、小学校低学年程の子供たちが追いかけて来、バスから降りた私たちは一斉に囲まれました。知らない異邦人とも人懐っこく遊ぼうとする、明るい雰囲気を区画全体から感じました🔥


子供たちの伝統舞踊
皆が色とりどりの衣装に身を包み、アップテンポな音楽に乗せて踊りを踊ってくれました。初めは女子、次に男子、そして合同の伝統舞踊。二人が竹の棒を持ち縄跳びのような定位置で音を鳴らし、他の三人がその上で踊るという高度な技も見せてくれました✨またそれらの衣装は全て子供たちの手作りだそうで、手作りとは思えないほど美しかったです。伝統舞踊を練習する理由はただ単に習い事の意図ではありません。スタッフの方が言うには、伝統舞踊を踊ることができれば、将来困った時に就職先に困らないからだそう。最近では特に首都のレストランで踊り子を採用するレストランが多く、子供たちが自分の夢に挫折した際に役に立つと話されていました。伝統舞踊だけではなく、最近流行りの日本ポップに合わせてのダンスも披露してくれました。「エジソン」での子供たち全員によるフリースタイルは圧巻。ダンサーにもなれるのでは!?と終始感嘆の嵐のゼミ生でした。
子供たちとの習字・けん玉お手玉・折り紙
訪問する前に、孤児院の子供たちが出し物をしてくれるというので、私たちも日本伝統の遊びものを披露しようと考えました。習字、お手玉とけん玉、折り紙の3つです。
日本人園長の教育のお陰か、驚くことにひらがなはもう全て書ける子がほとんどでした。また、お手玉やけん玉もうまい子が多く、私たちゼミ生が逆に教えてもらう風景も多く見て取れました🫣外の縄跳びやバドミントン、バスケットボールでも全力で走り回り、ゼミ生は肩車をしたり、縄跳びを回したり飛んだり、ダンスを教えてもらったりと息着く暇もありませんでした、、!
皆本当に人懐っこく、自分に懐いてくれた子が1人、最後に自分の部屋に案内してくれて、私に手書きのオリジナルキャラクターの絵をを贈ってくれました。モデルになる夢を語ってくれて、また日本にも行くから会おうと言い合えたことが本当に嬉しかったです。またお互い大きくなって会えたら。


【0927】6日目(しんい)
観光続きでエネルギーをチャージしてきましたが、この日はカンボジアの暗い歴史を学ぶシリアスな日でした。カンボジアといえば、ポルポト政権下での大虐殺なしに語ることはできません。
午前中は、市内にあるトゥール・スレン虐殺博物館を訪ねました。市街地の中に突如現れる重々しい有刺鉄線が、異様な空気を放っていました🥶。この施設は当時、権力者が連れてこられる刑務所として改造されていましたが、それ以前は一般的な高校の校舎だったそう。校庭には、当時からあるプルメリアがきれいな花を咲かせている一方、昔使われていた拷問器具が残されており、その凄惨さが垣間見えます。校舎内は言うまでもなく、亡くなった方々の写真や、血痕の残る床までもそのままに展示されており、生々しい様子でした。
トゥール・スレンのほかにも、キリング・フィールドと呼ばれる処刑場があり、その数は300にものぼります。私たちは次に、最も有名なチュンエク大量虐殺センターに向かいました。市街地からは少し離れたこの処刑場には、トゥール・スレンの人々も連れてこられたそうです。二万人以上が犠牲になったこの地では、未だ半数の遺骨が地中にあります。銃弾の費用を節約するために、農具や植物などで、ここに書くのが憚られるほど惨い虐殺が行われていました。

平等な社会を掲げた結果、このような歴史を導いたクメールルージュについて学び、彼らの目指した平等とは何かを考えさせられました。同時に、正義と信じながら他者を傷つけてしまう、人間の危険性を感じました。同じ歴史を繰り返さないように、過去から学んでいかねばなりませんね。
重い空気は胸にしまって、夜は海外研修の終盤に向けたパーティーを開きました。(これまでも息抜きばっかりでしたが……)さいちのお誕生日と梨紗の帰還を祝って、ケーキも用意してます🎂。 プノンペンにはイオンモールが三つあり、滞在中かなりお世話になりました。おしゃべりやitoというゲームに興じて、みんなの仲が深まった一夜だったと思います。


いよいよ海外研修も終盤!次回は大学訪問や企業訪問についてご紹介します!
NPO訪問では、NPO法人グローブジャングル様の運営する、くっくま孤児院( CCMHA孤児院:正式名称 Cambodia’s Children Make the heaven Association )に訪問させていただきました。身寄りのない子供たちや、家庭環境に問題のある子供たちを保護し、居場所の提供と自立のための教育支援を行っています。
※撮影許可をいただいておりますが、個人情報保護のため、掲載にあたり一部加工させていただきます。



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